不安になりやすい私でも宅建に合格できた|3年間の勉強で気づいたこと

宅建

心配性な性格。

私はかなり心配性な性格です。

家を出る前に火の元を確認しても、外に出た途端、
「あれ?あそこのコンセントは抜いたかしら」と不安になって戻ってしまう。

まだ起きてもいない出来事に、頭のメモリーを奪われてしまうのです。

中でも一番不安になりやすいのは、対人関係。

送った文章は失礼じゃなかったか。
あの一言は余計だったんじゃないか。

そんなことを何度も反芻してしまいます。

思えば、この性格は幼少期に形づくられたのかもしれません。

両親が共働きだった私は、祖母と過ごす時間がとても長い子供でした。

祖母はとても厳格で、周囲からの見え方を大切にする人。
近所ではなぜか「先生」と呼ばれていたカリスマおばあちゃんでした。

”何をしても完璧に見えた祖母。”

でも今思えば、それは天性ではなく、凄まじい努力の積み重ねだったのだと気づきます。

不安になりやすい私は、
もしかすると「ちゃんとしなければ」という空気の中で育ったのかもしれません。

宅建の勉強中も不安だった

宅建に挑戦するきっかけは、母のひと言でした。

不動産を見るのが趣味の母に、
「宅建、面白いんじゃない?」と勧められ、初めて興味を持ちました。

知り合いに「数ヶ月で取れたよ」と言われ、
それなら受験してみるかと軽い気持ちで始めたはずでした。

けれど、勉強するのは学生以来。

そもそも「勉強の仕方」が分からない。

気づけば、合格までに3年かかりました。

1年に1回の試験。

挑戦していることを周囲に話していた分、
応援はありがたくもあり、同時にプレッシャーにもなりました。

落ちたらどうしよう。
合わせる顔がないな、と。

試験当日、鉛筆を持つ手が震えていたのを今でも覚えています。

試験スタートの合図と同時に、応援してくれた人たちの顔が次々に浮かびました。

なぜこんな時に。
けれど、今まで時間をかけてきた勝負が始まったからこそ、
このタイミングでプレッシャーの波が押し寄せてきたのだと思います。

不安でも手は動かせると気づいた

不安。それでも、手は動かせる。

完璧じゃなくても、一歩は踏み出せる。

あの日やった1ページ。
理解できなかった問題にもう一度向き合ったこと。
模試で落ち込んだけれど、また机に向かったこと。

その一つひとつが、いつの間にか「自信」になっていました。

試験が終わってから合格発表の日まで、正直ずっと落ち着きませんでした。

自己採点では、本当にぎりぎりの点数だったからです。

発表当日、自分の番号を見つけた瞬間、
あの3年間は確かに積み重なっていたのだと、
初めて自分を認めることができました。

合格した今となっては、
あの頃の大きな不安も、少し遠い記憶です。

今思うこと

結局、最後の最後まで不安が消えることはありませんでした。
だけれど、それは小さくすることはできる。

そして、真剣に向き合った時間は決して自分を裏切らない。

予想外の長期戦。
感情のジェットコースターのような日々。

それでも、黙ってそばで支えてくれた家族には、心から感謝しています。

あの頃、弱い自分と向き合い続けた時間があったからこそ、
今は誰かの不安にも静かに寄り添える人でありたいと思うのです。

宅建士として、そして一人の人間として。

今は、そう思っています。

これから宅建を目指す人へ

宅建の勉強は、不安との戦いでもありました。

でも、続けていればトレーニングのように、少しずつ「知識の筋肉」がついてきます。

努力がいつの間にか「楽しい」に変わり、気がつけば自信というムキムキボディーに仕上がっているはずです。

もしこれから宅建に挑戦する方がいたら、私が大切だと思ったことを3つだけお伝えしたいです。

正しい努力をすること

宅建の勉強は、やみくもに時間をかければいいわけではありません。

過去問を繰り返すことや、出題の傾向を知ることなど、
「合格するための勉強」を意識することが大切だと感じました。

遠回りに思えても、正しい方向で努力を続けることが合格への近道になると思います。

模試で当日の空気を体感すること

試験本番は、想像していた以上に独特の緊張感があります。

私は模試を受けたことで、時間配分や会場の雰囲気を体感することができました。

「試験の空気に慣れる」という意味でも、模試を受けておくことは大きな安心材料になると思います。

周りへの感謝を忘れないこと

資格の勉強は、どうしても一人で戦っているような気持ちになります。

でも振り返ると、応援してくれた家族や、気にかけてくれた人たちの存在がありました。

合格できたのは、自分の努力だけではなく、そうした人たちのおかげでもあったと感じています。

これから挑戦する方にも、支えてくれる人への感謝の気持ちを忘れずにいてほしいなと思います。

もし今、不安の中で勉強している方がいたら、
その努力はきっとどこかで積み重なっています。

焦らなくても大丈夫です。
自分のペースで、一歩ずつ進んでいってください。

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